「108本のバラが欲しい」「108本のバラの花束でプロポーズされたい!」そんな夢を持つ女性は多いでしょう。
しかし、108本ものバラをどう扱えばいいのか悩む方も少なくありません。
どうやって持ち帰ればいいのか、保存方法は?と疑問は尽きませんよね。
そんな素敵なバラを長く楽しむために、プリザーブドフラワーにする方法をご存知ですか?
この記事では、自宅で簡単にできるプリザーブドフラワーの作り方をご紹介します。
大切な思い出を色褪せさせず、長く楽しみましょう。
108本のバラ、もらった後はどうすればいい?
108本ものバラとなると、持ち帰りや保存が簡単ではありません。
ここでは、バラ108本をもらった後の対処法について解説していきます。
バラ108本の持ち帰り方
108本ものバラを持ち帰るのは一苦労です。花を傷つけないよう、慎重に運びましょう。
以下のポイントを押さえて、大切に持ち帰ってください。
- 直射日光は避けましょう。
- 車で運ぶ場合、転がらないよう安定した場所に置きましょう。
- 柔らかい布や紙で束を包むと、バラを傷つけずに安心です。
- 複数の束に分けると管理がしやすくなります。
持ち帰った後の対応
家に持ち帰ったら、バラの寿命を延ばすためにすぐに対応しましょう。
- 茎の先端を斜めにカットし、鮮度を保ちます。
- 清潔な水を入れた花瓶に生けること。
水は毎日交換し、部屋の温度を涼しく保つことが重要です。
また、長く美しさを楽しむために、プリザーブドフラワーに加工するのもおすすめです。
これは専門技術が必要なことが多いので、プロに依頼するか、専用キットを使って自分で挑戦してみてください。
バラの正しい保存方法
家に持ち帰ったら、バラの寿命をできるだけ延ばすために素早く対処する必要があります。ここでは、長く美しく保存するための方法を解説します。
準備するもの
バラを保存する前に、次のものを準備しましょう。
- 清潔な花瓶
- 切り花用の栄養剤(花屋で入手可能)
- ハサミまたは剪定バサミ
- 清潔な水
これらがあれば、バラを美しく保つ準備が整います。
生ける前の準備
バラを花瓶に生ける前に、以下の処理を施しておきましょう。
- 茎の下部を斜めに約2cm切り落とし、茎が水を吸いやすくします。
- 水に触れる部分の葉を取り除き、腐敗を防ぎます。
- ハサミや剪定バサミを清潔にしておくと、より綺麗にカットできます。
花瓶に生ける
バラの準備ができたら、さっそく花瓶に生けていきます。
- 準備した花瓶に清潔な水を入れ、切り花用の栄養剤を加えます。
- バラを花瓶に生けます。
- バラ同士が密になりすぎないように注意し、空気が通るようにします。
- 水は2日に1回交換し、その都度、茎の先を少し切り直すと水の吸収が良くなります。
保存する環境
バラを長持ちさせるには、保存する環境も重要です。
場所選びのポイント
- 直射日光が当たらない、風通しの良い涼しい場所。
- エアコンの風が直接当たる場所や、高温多湿な場所は避ける。
夜間はできれば10度から15度の涼しい場所に移動させると、さらに長持ちします。
バラを加工して保存する方法
バラをさらに長持ちさせるには、加工するのもおすすめです。どれだけ丁寧に管理しても、そのままの状態では長期間美しさを保つことは難しいです。ドライフラワーやプリザーブドフラワーに加工することで、素敵な思い出をいつまでも美しく残すことができます。
バラ108本ドライフラワーの作り方
ドライフラワーの作り方は簡単です。以下の手順を参考にして挑戦してみてください。
STEP1 バラの茎の長さを調整します。
STEP2 茎の部分をひもなどで束ねます。
STEP3 風通しの良い暗い場所で逆さまに吊るし、乾燥させます。
2週間から3週間ほどで自然に乾燥し、ドライフラワーが完成します。この方法は特別な材料が必要ないので簡単です。乾燥させる際は、湿度が低く直射日光が当たらない場所を選びましょう。
バラ108本プリザーブドフラワーの作り方
プリザーブドフラワーを自宅で作るには、専用のプリザーブド加工液を使用します。まずは必要なものを揃えましょう。
- プリザーブド加工液:花の水分と色を抜くための脱水・脱色液と、好みの色をつける着色液の2種類が必要です。脱色液と着色液が一体型の1液タイプと、別々の2液タイプがあります。オンラインショップで購入できます。
- プラスチックの密閉容器:花をプリザーブド液に浸すための容器。できるだけ深いものを選びましょう。
- 網付きのトレー:液に浸けた花を乾燥させる際に使用。網の上に置くと形が崩れにくくなります。
STEP1 バラを水に生けた状態で、茎を下3〜5㎝ほど残して斜めに切り落とし、茎の下部を少し削ります。
STEP2 脱水・脱色液にバラ全体を浸し、約1〜2週間つけておきます。
STEP3 色がしっかり抜けたらバラを取り出し、着色液を入れた容器に移して半日から1日浸します。
STEP4 色がバラ全体に吸収されたら、着色液から取り出し再び脱色液に浸します。液の中で花をゆっくり動かし余分な着色液を落とします。※長くつけておくと脱色が始まり色が抜けるので手早く行います。
STEP5 脱色液からバラを取り出し、網付きのトレーに乗せてしっかり乾燥させます。
これで、プリザーブドフラワーは完成です。専用の加工液を使用するので事前の準備が必要ですが、完成したプリザーブドフラワーは長期間美しさを保てるので、美しさを長く楽しみたい方におすすめです。
バラ108本保存できない時の楽しみ方
もしバラ108本をすべて保存することができない場合でも、さまざまな楽しみ方があります。ここではおすすめの方法をいくつかご紹介します。
- 友人や家族に分けて大切な人たちと幸せを共有する
- バラの花びらをバスタブに浮かべて贅沢なバスタイムを過ごす
- 残ったバラをドライフラワーにして部屋を彩る
- バラの花びらでデコレーションした手紙やカードを送って特別なメッセージを伝える
すべてのバラを保存できなくても、残ったバラを使って特別な思い出を作ることができます。
バラの花言葉
バラの花は、その色や種類によってさまざまな意味を持ちますが、一般的には「愛・美・情熱」を象徴しています。
- 赤いバラ: 「情熱的な愛」
- 白いバラ: 「純潔」「尊敬」
- ピンクのバラ: 「上品な愛」「感謝」
- 黄色いバラ: 「友情」「嫉妬」
- 青いバラ: 「不可能な愛」「奇跡」
バラの花は、贈る相手との関係性や伝えたいメッセージによって選ばれます。例えば、プロポーズや記念日には赤いバラを、友人への感謝の気持ちを表すときには黄色いバラを選ぶことが多いでしょう。また、新しいスタートを切る人へのエールとして、希望を象徴するオレンジ色のバラを贈ることもあります。
花を選ぶ際には、これらの花言葉を思い出し、相手に合ったメッセージを込めて選ぶことが大切です。
正直バラ108本は困るからいらない?
108本のバラをもらうというのは、確かに一見すると圧倒されるかもしれません。しかし、このような贈り物には贈る人の深い愛や感謝の気持ちが込められています。保存できない場合でも、その瞬間を楽しむことや贈り物としての価値を見出すことが大切です。こうした経験は、人との繋がりや思い出を大切にする良い機会となるでしょう。
「バラ 108本 もらった後」を検索する人がよく思う質問と回答4選
バラ108本を贈ったら嬉しいですか?
バラ108本を贈られたら、その壮大な愛の表現に圧倒され、非常に嬉しいと感じる人が多いでしょう。108本という数は特別な意味を持ち、贈られた人にとって忘れがたい印象を残します。このような大量のバラを受け取ることは、一生に一度の特別な瞬間となる可能性が高いです。
プロポーズでもらったバラをどうやって残すの?
プロポーズでバラをもらった場合、ドライフラワーやプリザーブドフラワーとして保存する方法があります。ドライフラワーは、花を逆さまに吊るして風通しの良い暗所で乾燥させます。プリザーブドフラワーにするには、専門の技術が必要ですが、キットを購入して自宅で挑戦することも可能です。
赤い薔薇を108本贈る意味は?
赤い薔薇108本を贈ることには、絶対的な愛と相手への深い尊敬の意味が込められています。108本という数は、「一生愛します」という誓いを象徴しており、プロポーズなどの特別な日の演出に選ばれることが多いです。
プロポーズでもらった花を保存する方法は?
プロポーズで受け取った花を保存するには、ドライフラワーやプリザーブドフラワーの方法が最も一般的です。これらの方法を用いることで、花の美しさを長期間保ち、大切な思い出を形として残すことができます。
まとめ
もらった時は様々な保存方法を試してみては?
108本のバラをもらったら、まずはその美しさと贈り物としての意味を楽しんでください。その後、保存できる方法をいくつか試してみるのも良いですし、保存できない場合の楽しみ方を探るのも素敵です。
大切なのは、その瞬間を心から楽しむことです。バラは時間と共に色褪せていきますが、思い出やその時の感情はいつまでも心に残ります。