買ってきた焼き芋が余ってしまい、一回で食べきれないなんてこと、よくありますよね。
時間が経つと冷えて硬くなった焼き芋ですが、適切な温め方をすれば、美味しい「ふっくら食感」を再び味わうことができます。
これまでは電子レンジで手軽に温める方法をよく使っていましたが、それだけでは焼き芋の美味しさを完全には復活させられないことに気付きました
美味しい焼き芋、再加熱してさらに楽しみたいですよね。
そんなわけで、今回は焼き芋を美味しく温め直す方法を詳しくご紹介します。
焼き芋を美味しくする再加熱テクニック5選
焼き芋の再加熱方法は多岐にわたります。
まずは、誰にでも簡単な電子レンジを使った方法から見ていきましょう。
1.電子レンジを使った焼き芋の温め方
焼き芋を手軽に温めるなら、「電子レンジ」が便利です。ただし、焼き芋を再加熱するときにはいくつかのポイントがあります。
- ラップを使用しないこと
- 加熱しすぎないこと
これらのポイントです。
ラップを使うと、水分が閉じ込められてしまい、焼き芋がベタっとしてしまいます。そのため、ラップを使わずに加熱することで、水分を適度に飛ばし、ホクホクした食感に近づけることができます。
また、焼き芋を加熱しすぎると、水分が失われてパサパサとした食感になってしまいます。
焼き芋の大きさに合わせて、最初は600Wで1分程度加熱し、必要に応じて30秒ずつ追加で加熱するのがコツです。特に、ホクホクタイプの焼き芋は、電子レンジで加熱するのがお勧めです。
2.トースター活用で焼き芋を再び美味しく
以前に配信された動画で、「トースター使用時の皮の焦げやすさと中の温まりにくさ」に触れられていました。
トースターだけで焼き芋を再加熱すると、確かに皮はすぐに焦げてしまい、中までしっかりと温まらないことが多いです。アルミホイルで包んでも、焼き芋が乾燥しがちです。
そこでおすすめなのが、「湿ったキッチンペーパーで包んでからアルミホイルで覆う」という方法です。
この方法なら、焼き芋全体をゆっくりと効率良く温めつつ、水分を保持してしっとりとした食感にすることができます。
特に、甘みが濃厚でネットリした質感の焼き芋、例えば安納芋などは、この方法での再加熱がぴったりです。
電子レンジとトースターで焼き立て風に
「電子レンジで内部をすばやく温める」のと「トースターで外側を香ばしく仕上げる」を組み合わせれば、焼き立てのような美味しさを取り戻せます。
最初に電子レンジで600Wで1分間加熱し、その後、トースターで外側をきれいに焼き上げます。この２段階の方法で、内部はじっくり温められ、外側はカリッと焼き立ての風味を再現できます。
3.オーブン使用で均一に温め直す
オーブンを利用した焼き芋の温め直しも、もう一度焼き立ての味わいを楽しむのに最適です。
湿らせたキッチンペーパーに焼き芋を包み、その上からアルミホイルでしっかりと覆い、180℃に予熱したオーブンで10分焼きます。
焼き終わったら、余熱でさらに10分、じんわりと中まで熱を通します。オーブンを使えば、焼き芋を全体的に均等に加熱でき、ムラなく美味しく仕上がります。
ただし、この方法は時間が少し掛かるため、準備に少々手間が要るかもしれません。
4.魚焼きグリルで焼き芋をふっくら温めるコツ
トースターやオーブンがない時でも、焼き芋の表面を香ばしく仕上げたいなら、家庭のガスコンロ付属の魚焼きグリルが便利です。
アルミホイルでしっかり包んだ焼き芋をグリルに入れ、弱火で10分ほど加熱します。
その後、アルミホイルを取り除いて、さらに表面がカリッとするまで焼き上げます。
グリルには片面だけ焼くタイプもあるので、その場合は焼き芋を途中で裏返すことがポイントです。
5.フライパンでの焼き芋再加熱術
フライパンでも焼き芋の再加熱は可能ですが、この方法では焼き芋を均等に暖めるために定期的に転がす必要があります。
焼き芋を湿らせたキッチンペーパーとアルミホイルで包み、フライパンで弱火に設定して15分から20分焼くと、内部までしっかりと温かく、ホクホクの食感を楽しめます。
同じように、家に石油ストーブがあれば、フライパンで加熱するのと同じ方法で焼き芋を温めることもできます。
焼き芋の再加熱方法をいくつか紹介しましたが、少しの工夫を加えるだけで、格別の美味しさを引き出せることが分かります。
ちょい足し簡単アレンジもおすすめ
再加熱の際に少してを加えるだけで一味違った焼き芋を楽しめますよ！
- 半分に切った焼き芋をバターを溶かしたフライパン加熱し、シナモンやバニラアイスをトッピング
- 加熱した焼き芋にバターと塩、はちみつをかける
- 焼き芋をフォークなどで崩してパンに塗ってスイートポテト風トーストに！
などなど。ネット上にはたくさんアレンジが投稿されていますので、ぜひ挑戦してみてください！
まとめ
様々な道具を使った焼き芋の再加熱方法を見てきましたが、大切なのは、
電子レンジを使う場合はラップをしない
他の方法では、湿ったキッチンペーパーで包んでからアルミホイルで覆う
というポイントを押さえることです。さらに、ちょっとしたアイデアを加えることで、普通の焼き芋が特別な味わいに変わります。
これからの季節、焼き芋をより一層楽しんでみてください。