ココナッツミルクとココナッツクリーム、どちらもココナッツから作られた人気のアイテムですが、実はそれぞれに違った魅力があります。
名前や見た目が似ているので、つい混同しがちですが、役割や使い方にはしっかりとした違いがあるんです。
ココナッツミルクは、ココナッツの果肉に水や油を加えて作られた、軽やかなテクスチャの飲みやすい液体です。
一方、ココナッツクリームは、そのココナッツミルクをさらに濃縮して作られる、クリーミーで濃厚な仕上がりが特徴です。
今回は、この2つの違いと、それぞれの美味しい使い方をご紹介していきます!
ココナッツミルクとココナッツクリームの違い
ココナッツミルク
ココナッツミルクは、ココナッツの果肉を搾り、水や油と合わせた、さっぱりした液体です。
ほんのり甘く、滑らかな口当たりで、サラサラしたテクスチャが特徴です。
アジア料理やスープ、スムージー、デザートなど、さまざまな料理に大活躍!
さらに、乳製品の代わりとしても使えるので、ヴィーガンの方や乳製品を控えたい方にとっても嬉しい選択肢です。
ココナッツクリーム
ココナッツクリームは、ココナッツミルクをぎゅっと濃縮して、冷やすことで上部にできる濃厚なクリーム部分を使っています。
甘みもコクもたっぷりで、デザートや濃厚なカレー、カクテルにもぴったりです!
アジア料理やトロピカルフードでも使われることが多く、料理に豊かな風味とクリーミーな食感をプラスしてくれます。
もちろん、乳製品不使用なので、幅広いレシピに取り入れやすいのもポイントです。
ココナッツミルクとココナッツクリームの違いと特徴
ココナッツミルクとココナッツクリーム、同じココナッツが原料でも、質感や使い方にそれぞれ違いがあります。
ココナッツミルクは軽くてサラッとしたテクスチャーが特徴で、いろいろな料理のベースにぴったり。
一方、ココナッツクリームはリッチで濃厚な味わいが特徴で、特にデザートや濃厚な料理にぴったりです。
成分の違いにも注目。ココナッツミルクは脂肪分が少なく、栄養豊富。
一方、ココナッツクリームは脂肪分が高く、濃厚な風味が魅力です。料理に合わせて、使い分けてみましょう!
ココナッツミルクとココナッツクリームを使った簡単レシピ
タイ風チキンカレー
材料(2人分)
- 鶏もも肉:300g(食べやすくカット)
- ココナッツミルク:400ml
- 市販のタイカレーペースト:50g
- ピーマンやナスなどの野菜:適量
- サラダ油:大さじ1
作り方
- 鍋にサラダ油を熱し、タイカレーペーストを炒めて香りを引き出します。
- カットした鶏肉を加え、表面が白くなるまで炒めます。
- ココナッツミルクを加えて10分ほど煮込み、野菜を入れてさらに5分煮込みます。
- 盛り付けたら、香菜やライムを添えて完成です。
シンプルな材料と手順で、本格的なタイ風カレーがあっという間に作れます。
忙しい日でも手軽に楽しめる一品です!
マンゴーとココナッツクリームのプリン
材料
- マンゴーピューレ:200g
- ココナッツクリーム:200ml
- 粉ゼラチン:5g
- 水:50ml(ゼラチン用)
- 砂糖:大さじ2(お好みで調整)
作り方
- ゼラチンを水に入れてふやかしておきます。
- 鍋にマンゴーピューレと砂糖を入れて温め、砂糖を溶かします。
- 火を止め、ふやかしたゼラチンを加えよく混ぜます。
- ココナッツクリームを加えてさらに混ぜ、型に流し入れて冷蔵庫で冷やし固めます。
マンゴーのフレッシュな甘さとココナッツクリームのコクが絶妙に合わさった、トロピカルなプリンです。
おもてなしにもぴったりのデザートです。
まとめ
ココナッツミルクとココナッツクリーム、それぞれの特徴を理解して使い分けることで、料理に一層の深みと風味を加えることができます。
どちらも便利な食材なので、ぜひ活用して料理の幅を広げてみてください!