まず簡潔に要約するとこうなります。
- 白色:黒の対極にある色であり、白色系の色彩を総称する。
- アイボリー色:やや黄色味を帯びた白色で、象牙が由来。
- オフホワイト色:純白に少し他の色が混ざった色彩を指し、特定の色味は特定されていない。
以下詳しく解説していきます。
白色、アイボリー色、オフホワイト色の違いと特徴
白色、オフホワイト色、アイボリー色はいずれも白色系に属していますが、
それぞれに独自の特徴があります。
白色とは?その色彩範囲の解説
白色は、黒と対照的で、全ての光を反射して見える色です。
さらに、様々な白色系の色味を総称する用語としても用いられます。
白色系の色味には以下のようなものがあります。
- 真白
- 乳白色
- 粉雪の白
- クリーム色
- アイボリー色 など
アイボリー色とはどのような色か?
アイボリー色とは元々象牙(英語でivory)を指す言葉で、それが色名としても用いられるようになりました。
現在では「灰色を帯びた黄色」や「黄色味のある白」と表現されることもあり、「アイボリーホワイト」とも呼ばれます。
象牙(ぞうげ):象の牙は、密猟などで象の数が減少したため、現在は多くの国で取引が禁止されています。
オフホワイト色のぼんやりとした特徴
オフホワイトは、英語で off(~から離れた)white(白)と書くことから「少し離れた白」という意味で、完全な白ではなく、少し他の色が混ざった白色を指します。
この色は「白に他の色が少し加わったもの」と捉えられるため、一つの明確な色調ではなく、さまざまな種類があります。
この色はその定義が不明瞭で、通常は白に薄い灰色や黄色などが微妙に混ざった色を表します。
この特性から、黄色がかったオフホワイトは「アイボリーホワイト」とも呼ばれることがあります。
白、アイボリー、オフホワイト、それぞれどんな色?色見本で確認!
それぞれどんな色なのか、実際に色見本(カラーコード)で見てみましょう!
一番上の色見本は白(white)次にアイボリーは色見本が2つ見つかったので両方載せています。
アイボリーより下は名前にホワイトが入っているものなど、オフホワイトのカテゴリーに入るとされる色です。
Ivory #f8f4e6
Ivory #fffff0
Snow White #fafdff
Pink White #fef9fb
Milky White #fffff9
Amber White #fff9f5
Pearl White #f7f6f5
Silver White #efefef
Frosty White #e6eae6
Oyster White #eae8e1
White Lily #f0f6da
Whitesmoke #f5f5f5
Snow #fffafa
正直どの色もすごく淡い色合いなので、背景を濃いグレーにしてありますが、それでもちょっと見づらいかもしれないですね;
色見本(カラーコード)についてはこちらのサイトを参考にしました!
→ 原色大辞典
「白って200色あんねん」なんて話もありますし、上記色見本以外にもまだまだオフホワイトに属する白はたくさんありそうです。
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