5月5日は子どもたちにとって特別な日、こどもの日です。この日は親御さんが子どもを連れて楽しい場所へ出かける計画を立てていることでしょう。しかし、小さな子どもを連れて外出する際の一つの心配事と言えば、その場所がどれだけ混雑しているかですよね。
特に上野動物園は、通常の休日でも訪れる人が多く、ゴールデンウィーク中には特に多くの人で賑わいます。今回は、上野動物園の混雑状況と、それを如何にして回避するかについてご紹介します。
こどもの日の上野動物園の混雑具合とは?
天候に左右されることもありますが、こどもの日の上野動物園は間違いなく混雑することが予想されます。特に晴天の場合は、より一層の混雑が予想され、その日のための準備が必要です。
電車でアクセスする場合、最初の難関は上野駅の改札口から始まります。多くの人々が集まるため、ここから列に並ぶことがあります。そして、園内に入る前に、チケット購入のため再び長蛇の列が待っています。表門近くの券売機や有人のチケットブースはどちらも長い待ち時間が発生する場所です。
園の主なアトラクションであるパンダエリアは、表門を入ってすぐにあり、ここでの待ち時間は2〜3時間に及ぶこともあります。さらに、上野動物園は東園と西園に分かれており、特に東園はパンダのほかにもライオンやトラ、ゾウなど子どもに人気の動物が多く見られるため、より混雑します。
東園と西園の間を移動するにはモノレールが利用できますが、こちらもまた長い列ができるため、時間がかかることが予想されます。モノレールを利用しない場合は、少し遠回りですが徒歩で移動することも可能です。
園内では飲食店やベンチがありますが、多くの人で満たされていて、特にお昼時には座る場所を見つけるのが難しいです。お昼休憩をとる場合は、お弁当やお菓子、そしてレジャーシートを持参することをお勧めします。
こどもの日の上野動物園で混雑を回避するコツ
上野動物園は、上野駅から近い表門が特に混雑することで知られています。混雑を避けるためには、開園時間に合わせて早めに到着し、開園と同時に入園するのが最も効果的です。また、もし到着してすでにチケット売り場が混んでいた場合は、自動券売機よりも人のいるチケットブースの方が列の進みが速い傾向にあるようです。
特におすすめなのは、表門を避けて西園にある池之端門から入園する方法です。
池之端門は比較的知られていないため、表門ほどの混雑はありません。この門は千代田線の根津駅からアクセスが良く、ここから入園すればスムーズに園内へと進むことができます。
多くの訪問者が東園から入園して東側を先に見学するため、逆に西園からスタートしてから東園へと移動するルートを取ると、モノレールの待ち時間も少なくなります。基本的に西園は東園よりも混雑が少ないので、昼食を西園でとるのも賢い選択です。
こどもの日の上野動物園、空いている時間帯の見極め方
上野動物園で比較的空いている時間帯は、開園直後です。開園時間は午前9時半からとなっており、この時間に合わせて早めに行けば、パンダなどの人気動物も長時間待たずに見ることができます。
また、夕方の時間帯も混雑が緩和される傾向にあります。
特に午後4時以降は園内の人出が減少し始めます。
上野動物園の入場券販売は午後4時で終了するため、それ以降には新たに入場する人がいなくなります。
ただし、午後4時半以降には一部の動物が展示を終えて寝小屋に戻るため、見られなくなる動物も出てくることを念頭に置いて計画を立てると良いでしょう。
まとめ
こどもの日の上野動物園では大混雑が予想されるため、訪問の際は時間帯や入場門の選択を工夫して、快適に園内を楽しんでください。
少しの計画と工夫で、混雑を避けつつ、家族で素敵な一日を過ごすことができます。