会社から支給されたパソコンやスマートフォンは、本来業務用ですよね。
私たちも忙しい毎日の中でちょっとした息抜きをしたいものですが、個人的な使い方にはリスクが伴います。
もし業務成果がしっかり出ているなら、少しの個人使用は目をつぶられることもありますが、基本的には避けた方が無難です。
思いがけず監視されていて、個人的なウェブ閲覧がバレてしまうことも。
どんな危険が潜んでいるか、しっかり把握しましょう。
ネットサーフィン、実は簡単にバレます!
会社のデバイスで気軽にインターネットを楽しんでいると、誰にも見られていないから大丈夫と思いがちですが、実はそうでもありません。
使用履歴は簡単に追跡されるため、完全に安心することはできません。
セキュリティ担当者は、ネットワークに問題があった際に、何が原因かを特定するために閲覧履歴をチェックする必要があります。
日常的には監視が行われることは少ないですが、何か不正が疑われたときは、監視の目が厳しくなることがあります。
業務外のサイト利用は思わぬトラブルを招く原因となり得るのです。
履歴を消しても、完全には隠せません!
ブラウザの履歴を消去しても、企業のITシステムには記録が残ります。
個々のデバイスで履歴を削除しても、サーバーに保存されたデータは残るため、情報が完全に消えたわけではありません。
何か問題が起きた時、これが大きな問題になることも。
私用のインターネット利用、解雇のリスクも
職場でのインターネット利用が問題視された場合、最悪の場合解雇ということも考えられます。
一度行ったことは修正できませんし、特に重大な違反があった場合は、解雇につながることがあります。
ただ、使用時間が短ければ解雇されることは少ないですが、重要な情報が漏れた場合は話が別です。
だからこそ、職場での私的なネットサーフィンは控えるべきです。
安全な職場環境を保つためにも、業務用デバイスは業務用にしましょう。
職場でネットサーフィンに制限がある理由を解説します!
職場でネットサーフィンが禁止されている主要な理由を解説します。
効率的な業務遂行のため
会社は従業員に業務に対する給与を支払っていますが、サッカー観戦や最新のエンタメ情報を追うことは業務の時間としてはカウントされません。
業務と関連のないインターネット利用は、時間の無駄につながり、効率を下げてしまいます。
だからこそ、集中して効率良く仕事を進めることが期待されています。
セキュリティの維持
会社では、ITスタッフがインターネットの使用を監視し、不正アクセスや情報漏洩を防いでいます。
もし従業員全員がインターネットを自由に使えると、問題があった際にすぐに対応することが難しくなります。
また、ウイルス感染や不正なアクセスを早期に検出しやすくするためにも、制限が設けられています。
余計なトラブルを避け、安全な職場環境を保つためです。
ネットワークの効率的な利用
インターネットの帯域には限りがあります。
業務で必要な速度や帯域が確保できるように、不必要なネット使用は制限されています。
この措置により、全員がスムーズに業務を行えるようにサポートしています。
これはネットワークのコスト削減にもつながり、会社全体の効率アップに貢献します。
職場でネットサーフィンがバレる瞬間、どんな時でしょう?
職場での個人的なインターネット利用がどうやって発覚するか、具体的な例をお話ししましょう。
問題が起こった時の調査
何かトラブルが発生した時、会社は従業員のコンピュータ使用履歴を調べることがあります。
この調査で、もしかしたら予期せぬ個人的なインターネットの利用が見つかることも。
緊急時には特に、必要な情報を求めて従業員のパソコンが調べられることがあります。
ウイルス感染が判明した場合
もし職場のデバイスがウイルスに感染したら、その原因を探るために従業員のデバイスログが詳しく調べられます。
このプロセスで、もし個人的なサーフィンが原因でウイルスに感染していたら、それが発覚することもありますよ。
セキュリティチームは迅速に対策を講じ、さらなる感染の拡大を防ぎます。
定期的なログ監査
特に機密情報を扱う職場では、定期的にシステムログをチェックします。
セキュリティが重要な銀行や開発企業では、従業員のインターネット使用状況を厳しく監視し、違反があれば即座に対応されるのです。
まとめ
職場のデバイスでの個人的なインターネット利用は様々なリスクを引き起こす可能性があります。
セキュリティチームが定期的に履歴をチェックするため、不適切な利用はすぐに見つかることが多いです。
また、ウイルス感染の調査過程で、個人の使用履歴が発見されることもあります。
重要なデータを扱う場合は、不適切な使用に対して特に厳しい監視が行われ、職場での信頼問題にも繋がります。