親しい方への記念日や特別な機会のためのプレゼント選び。母の日や父の日をはじめ、誕生日や年末の贈り物など、年に何度もあることに気づきますよね。これらにかかる費用や、毎回何を贈ろうかという悩み、皆さんも感じていませんか?
思いがけず、特別な日のプレゼントを控えたいと思っている人が多いことに気付いたんです。私もその中の一人なんですよ。なぜギフトを控えたいのか、そしてどうやって上手に休止するかについて、ご紹介します。
なぜギフトを控えたい?どんな理由で?
ギフトを控えたいと思う理由について調べてみたところ、いくつかの理由が浮かび上がってきました。
- 毎年のプレゼント選びに迷う
- 実際に使っているところを見たことがない
- 贈ったものを他人にあげていることを知った
- 不満を言われた経験がある
- 尊敬できないケースもある
人によって、悩みの種はさまざまですね。
今年から、誕生日のみにして、母の日や父の日のプレゼントは思い切って休止することにしました。義理の親へのプレゼントは年に5回あるんです。
- 母の日
- 父の日
- 誕生日
- 年末(主に夫が)
休止したいと思った主な理由は、以下の4つです。
- 喜んでもらえるものが見つけられない
- 実際に使っているところをあまり見ない
- 受け取ったときの反応が薄い
- 子どものための出費が増えているから
これらの理由をもっと詳しくお話ししていきたいと思います。
喜んでもらえるものが見つけられない
毎年、どのようなプレゼントが喜ばれるのか考えるのは、なかなか大変です。本当に、「どうしよう」と悩んでしまいますよね。相手の好みが自分とは異なるため、何を贈ればいいのか見当もつかないんです。
夫に相談しても、なんと、親の好みがわからないと言われてしまいます…。
実際に使っているところをあまり見ない
これまで色々なものを贈ってきました。お義父さんは使ってくれている様子を見ることができ、それはうれしかったのですが、お義母さんはあまり使っている様子がありませんでした。
贈ったプレゼントは、もらった人のものですから、どう使うかはその人の自由です。ですが、できれば使ってもらえると嬉しいですよね。
受け取ったときの反応が薄い
自分の好みではないものをもらった時、正直どうしていいかわからなくなってしまいます。以前、退職祝いとして、お義父さんとお義母さんの似顔絵をプロに依頼して描いてもらい、お菓子と一緒にプレゼントしました。子どもたちも「よく似ている!」と評価していたのですが、お義母さんの反応はいまひとつでした。どう感じたのか、本当のところがわからず、プレゼントの難しさを痛感しました。
それ以来、「プレゼントは食べ物に限る」と心に決めました。
子どものための出費が増えているから
子どもが小さいうちは、節約を心がけてきましたが、大きくなると学習塾や部活などで出費が増えてきます。最近、子どもが学習塾に通い始めたのですが、月謝って結構高いんですよね。それでも、教育には手を抜けないので、母の日や父の日にかける費用を節約して、その分を教育費に充てたいと思っています。
母の日や父の日の贈り物をやめる際のポイント
いつもの母の日や父の日に贈り物をしないことにするのは、ちょっと勇気がいることですよね。スムーズにやめるためのポイントをお伝えします。
まずは旦那の理解を得ましょう
この大きな変更をする前に、一番大事なのは配偶者であるご主人の理解を得ることです。
ご主人が納得しやすいように事前に状況を整えておくと、話がスムーズに進みますよ。
「納得しやすい状況」とは、実の家族と義理の家族を平等に扱うことを意味します。
偏った優遇は、誰だって嫌な気持ちになりますよね。私の場合、実家へは誕生日プレゼントのみ贈っているので、この話を夫にする時は比較的しやすかったんです。
理由を丁寧に話しましょう
母の日や父の日のプレゼントをやめたいなら、その理由をしっかりとご主人に話してみましょう。私は下記の理由を夫に説明しました。
- 実家へは誕生日プレゼントのみしていること
- 相手の好みが分からないこと
- 過去に贈ったプレゼントについて様々な反応があったこと
- 子どもの教育費などで出費が増えていること
最初、夫はちょっと驚きましたが、「それなら花はどう?」と言ってきたので、「それなら、これからは夫が準備してね」と伝えました。その後、夫は何も言わなくなり、その話はそうして終了しました。その後、何も言われなかったので、夫が了承したと思っています。
最終的には旦那にお任せしましょう
理由をしっかり伝えた上で、それでも納得してもらえない場合は、これからのプレゼントは旦那にお任せすることにしましょう。
母の日や父の日は本来、子どもが自分の親にするもの。
ですから、旦那が自分の親にプレゼントをするのは、とても自然なことです。これからはこの件については、旦那に任せることにしましょう。
母の日や父の日の贈り物をやめた事で何か言われたら?
もし母の日や父の日にプレゼントをしなかったことで、義理の両親から何か言われたらどうしましょう?大体の場合は、何も言ってこないと思うのですが、もしもの時の対応について考えてみましょう。
調査したところ、実際に催促の連絡を受けた方もいるようです。そんな時、どのように対応するのが良いでしょうか?
プレゼントの再開を検討する
もし催促の連絡を受けたら、「本当に忙しくてつい忘れてしまっていました。ごめんなさい」と謝り、プレゼントを再開するのも一つの方法です。贈り物をしなかったことで関係が悪化してしまうのは、双方にとって気まずいですよね。そのため、プレゼントを再開することも考えましょう。
贈るものとしては、「食べ物」や「お花」がおすすめです。食べ物であれば選択肢も多く、なにかしら適切なものを見つけやすいでしょう。私の母は毎年みかんを送ってくれます。何か一つを決めて毎年同じものを贈るというのも、毎年の手配が楽になりますね。
旦那に説明をお願いする
配偶者であるご主人に、事情を説明してもらい、予め贈り物をやめる旨を伝えてもらうのも良いでしょう。
特にお子さんがいるご家庭では、「子どもにかかる費用」を理由にすると、相手にも理解してもらいやすいですね。両親も事情を知れば、息子からの連絡には納得してくれるはずです。
まずは一歩を踏み出して、相手の反応を見ることも大切です。
初めての母の日・父の日、どうする?
私たち夫婦は、母の日や父の日にプレゼントをする習慣について異なる背景を持っていました。
夫の実家ではそういった習慣がなかったのに対し、私の家では子供の頃から、たとえ小さなものでも何かを贈ることが普通でした。
この違いから、夫の両親にも何かしら贈るべきかという話になり、まずは夫に彼の家庭の習慣を聞いてみることにしました。何をするにしても、二人で話し合って決めるのが一番です。
プレゼントは心から贈りたい時に
母の日や父の日、誕生日だけに限らず、旅行のお土産や美味しいものを見つけたら、それを親にも楽しんでもらいたいと思うのはごく自然なことです。
義務感や強制ではなく、「気持ち」を形にして伝えるのがプレゼントの本質ですね。
帰省時の手土産はお忘れなく
帰省する際の手土産はどうしたらいいでしょうか?遠方に住んでいる場合、なかなか頻繁に会うことができないので、手土産を持って行くことが推奨されます。
これは大人のマナーとして多くの人が考えており、平均的には2600円程度のものを選ぶようです。
ちょっとした気遣いを見せるためにも、デパートで購入すると良いでしょう。喜ばれる手土産は、その土地ならではの特産品などがおすすめです。
まとめ
母の日や父の日の贈り物を続けるか悩んでいる人へのアドバイスを紹介しました。
贈り物をやめたい場合、まずは旦那の同意を得ること、理由をしっかり説明することが大切です。
贈り物の習慣がない家庭だったり、経済的な理由からやめたい場合、その旨を配偶者を通じて伝える方法が有効です。
また、プレゼントは義務ではなく、心から贈りたい時にするのが一番です。帰省時の手土産には、その土地ならではのものを選ぶと喜ばれます。