あなたの周りに、「自分は仕事ができる」と思い込んでいる女性はいませんか？
実際にはそこまで優れた仕事ぶりではないのに、自分が“デキる女”だと信じて疑わない。その理由、気になりますよね。
そこで今回は、仕事ができると勘違いしている女性について詳しく掘り下げてみましょう。
彼女たちの特徴や、なぜそう思い込んでしまうのか、その原因、さらには対処法についてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
仕事ができると勘違いしている女性の特徴
まず、仕事ができると勘違いしている女性の特徴を5つご紹介します。
自分を「仕事ができる」と思っている女性は、周囲を不快にさせる言動が目立ちます。
他人を見下すような発言をしたり、無駄に自己主張を繰り返すなど、そんな行動が見られます。
人に対して上から目線で接する
実際には「そこそこ」または「全然できていない」のに、「自分はデキる女だ」と思い込んでいる女性に限って、他人に対して上から目線で接することが多いものです。
自分より下だと感じる人を見つけると、聞かれてもいないのにアドバイスをしたり、ダメ出しをするなど、相手を不愉快にさせる言動を繰り返します。
デキる女アピールが激しい
仕事ができると勘違いしている女性は、自分がどれだけデキる女であるかをアピールすることにも熱心です。
例えば、自慢話を長々と話したり、求められてもいないのにアイデアをどんどん出すなど、周りが引いてしまうような行動を平気でしてしまいます。
上司にはあからさまに媚びる
自分より劣っていると感じる相手には平気で見下した態度を取るのに、上司にはあからさまに媚びるのも、仕事ができると勘違いしている女性によく見られる行動です。
「自分は目上の人から好かれるタイプ」と思い込んでいることも特徴的です。
実際のところ、それほど能力が高くないのに、自分を“デキる女”だと勘違いしている人は、多方面で誤解をしているのです。
“やってる感”を出す
仕事ができると信じている女性は、職場でやたらとオーバーに動き回り、“やってる感”を出す傾向があります。
急ぐ必要がないのにテキパキと動いたり、周りに指示を出したりするのは、自分をデキる女だと見せかけたいからでしょう。
要するに自己満足なので、周りが理解できなくても無理はありません。
意識は高いがついていけてない
仕事ができると勘違いしている女性は、意識だけは人一倍高いことが多いです。
キャリアウーマン風のファッションを取り入れたり、会話で難しい専門用語を使ったりしますが、実際の能力が追いついていないのが残念な点です。
結果的に「口だけの人」と思われがちですが、自分ではその損失に気づいていないのです。
仕事ができると勘違いしてしまう女性の原因
そもそも、なぜそれほど能力が高くないのに「仕事ができる」と勘違いしてしまうのでしょうか？
ここでは、その原因として考えられる3つのことを紹介します。
自分を過剰に評価し始めるのは、些細なきっかけからだったりします。
褒められたことがきっかけ
女性が自分を仕事ができると勘違いするのは、人から褒められたことがきっかけになっている場合が多いです。
職場の上司や尊敬している人から「すごい」「さすが」と言われると、ポジティブに深読みしすぎる人もいます。
謙虚な女性なら、褒められても「まだまだ頑張ろう」と思いますが、自惚れやすいタイプは「褒められる＝自分はかなり優秀」と捉えてしまうのです。
小さな成功を自分で過大評価してしまった
中には、小さな成功を「すごいことだ」と自分で過大評価してしまう女性もいるでしょう。
例えば、周りから見れば「できて当然」と思われることでも、「これができるなんて私はすごい」と解釈してしまいます。そのため、簡単に勘違いしてしまうのです。
自己肯定感が低いよりは自信を持つ方が良いのですが、過ぎると勘違いに繋がってしまいます。
「期待されてる」と思い込んでしまった
仕事を任された時に「自分は期待されてる」と思い込み、それが「自分は仕事ができる」という勘違いに発展するケースも少なくありません。
自分のことを客観視できる人は、上司からの指導や指示を冷静に受け取りますが、そうでない人は新しい業務を任されたり、難しいことを教えてもらった時に「自分が優秀だから選ばれたんだ」と思い込んでしまうのです。
仕事ができると勘違いしている女性の性格
次に、仕事ができると勘違いしている女性の性格について詳しく見ていきましょう。
自分をデキる女だと思い込んでしまう人は、当然ながらかなり癖のある性格と言えます。
自信があり、自尊心も高いからこそ、自分に対する評価が甘くなってしまうのです。
自信家
仕事ができると勘違いしている女性は、非常に自信家です。
仕事、恋愛、趣味など、何においても自分は完璧だと思っているタイプです。
そのため、少しでも褒められると「やっぱり私って優秀なんだな」と感じ、どんどん自己評価を高めてしまうのです。
負けず嫌い
負けず嫌いな性格の人も、自分は仕事ができると勘違いしやすい傾向があります。
勝気な女性は「誰よりも仕事ができる人でいたい」という思いが強く、些細な成功でも「自分はすごいんだ」と都合良く変換してしまいます。
その結果、あっという間に自分自身を有能な人材だと思い込んでしまうのです。
プライドが高い
仕事ができると勘違いしている女性の性格として、プライドが高いことも挙げられます。
プライドが高い人は、自分を守るために周りを見下し、自分を上げようとするのが特徴です。
心のどこかで自分の能力が「それほど高くない」と分かっていても、プライドが傷つかないように「自分は仕事ができる」と思い込もうとします。
その結果、周りから見ると“勘違い女”になっていることに本人は気づいていません。
仕事ができると勘違いしている女性への対処法
特別仕事ができるわけでもないのに「自分はデキる女」と勘違いしている女性が身近にいると、どうしてもやり辛さを感じてしまうでしょう。
しかし、あなたの行動次第では、相手に「自分が思っている以上に仕事ができていない」と気づかせることも可能です。
では、具体的な対処法を5つ見ていきましょう。
遠慮せずミスを指摘する
仕事ができていないのに自分ではできると勘違いしている女性には、何となく腫れ物に触るように接してしまいがちです。
しかし、相手に自己評価が高すぎると気づかせたいのであれば、遠慮せずにミスを指摘することが大事です。
たとえ指摘することで相手が反発してきても、仕事を円滑に進めるため、周りのためにも、しっかり向き合いましょう。
そうすることで、いずれは自分の能力に気がつく可能性もあります。
褒めるのを一時的にやめてみる
仕事ができていないことを女性に気づかせるために、褒めるのを一時的にやめてみるのも効果的です。
自惚れ屋の女性は、少しでも褒められたり感謝されたりすると「自分ってすごいんだ」と解釈しがちです。
そこで、あえて「やって当たり前」「できて当たり前」という態度で接することで、自分に対する評価に変化が現れることが期待できます。
他の人を大絶賛する
相手の目の前で他の人を大絶賛することも、自己評価が高すぎると気づかせる手段の一つです。
自分をデキる女だと考えている人は、常に他人と自分を比較しています。
そのため、周囲が「〇〇さんは本当に優秀だ」と他の人を褒めちぎると、プライドは傷つきますが、自分がそこまで優秀ではないことを痛感するのです。
ダイレクトに伝える
あまりにも勘違いが激しく、周囲に上から目線で接している場合には、ダイレクトに「仕事ができていない」と伝えるのも一つの方法です。
はっきり言うことで相手を傷つけるのではないかと心配になりますが、周囲が不快な思いをしているならそれも致し方ありません。
ただし、この方法はあなたが相手よりも上の立場でないと効果がないため、その点には注意が必要です。
あえて放っておく
周りが構えば構うほど自分は仕事ができると思い込んでしまう女性もいるため、あえて放っておくのも一つの手です。
放っておくとは“無視する”のではなく、“相手にしない”という意味です。
明らかに自惚れの入った勘違い発言をしてきた時には、軽く受け流すことを心掛けましょう。
そうすることで、自分と他人の評価に大きな差があることに気づかせることができます。
仕事ができると勘違いしている女性に伝える時の注意点
では、仕事ができると勘違いしている女性に対して、ダイレクトに「仕事ができていない」と伝える時には、どのタイミングや言い方がベストなのでしょうか？
なるべく相手を傷つけないことを前提に、冷静な態度で伝えるのがベストです。
ここでは3つの注意点を紹介しますので、ぜひ役立ててみてください。
人前で伝えるのはNG
基本的に自分のことを過大評価する人はプライドが高いので、人前で「仕事ができていない」と伝えるのは避けましょう。
周囲に誰もいない、完全に二人きりの状態の時に伝えると、相手が話を聞き入れてくれる可能性が高くなります。
特に飲みの席など大勢で盛り上がっている時に、勢いだけで伝えるのは避けましょう。
感情的になってはいけない
仕事ができると勘違いしている女性に「できていない」と事実を伝える時には、決して感情的になってはいけません。
あなたが感情を剥き出しにすると、相手も同じかそれ以上にヒートアップし、最悪の場合喧嘩に発展することがあります。
常に気持ちを落ち着けておくことで、いざこざに進展するのを防げるでしょう。
真剣な表情で伝えることが大事
仕事ができると勘違いしている人はかなりの自惚れ屋です。指摘する時にあなたが笑顔を見せると、「冗談で言っている」とポジティブに解釈する可能性があります。
そのため、なるべく真剣な表情で伝えることを意識しましょう。
常に真顔でいることで、あなたが本音で話しているとしっかり伝わります。
それでも仕事ができると勘違いしている女性にはどうするべき？
どんな対処をとっても「私はデキる女だ」と思い込み続けている女性に、疲れを感じてしまうのは当然のことです。
そんな時には無理に相手を変えようと思わず、意識的に距離を置くようにしましょう。
では、詳しい対応方法について解説していきます。
適度な距離感で付き合う
人に「仕事ができていない」と言われようが自惚れが止まらない女性とは、適度な距離感で付き合うようにしましょう。
仕事上どうしても関わらないといけない相手の場合、関係を断ち切るのは難しいものです。
そういったケースでは「必要以上に関わらない」という選択をとるのが、あなたのストレスを軽減させるために必要不可欠でしょう。
真剣に話を聞くのはやめる
何をしても自分を過大評価し続ける女性とは、しっかり向き合うとあなたが疲れてしまうだけです。
真剣に話を聞くのはやめて、適当に相槌を打ったり、なるべく早く会話を終わらせることを心掛けましょう。
「自分には関係のないこと」という意識を持っておけば、案外スルーできるものです。
関わるのをやめる
指摘しても勘違いから抜け出せない女性とは、関わるのをやめるのが最も良いです。
もしあなたが相手から見下される立場にいるのであれば、そのせいで自己肯定感が下がる前にしっかり距離を置きましょう。
転職を前提として上司に相談してみたり、それでも解決しないなら辞めるというのも方法の一つです。
まとめ
仕事ができると勘違いしている女性は“自信過剰な自惚れ屋”
仕事ができると勘違いしている女性は、ちょっと褒められただけでも「自分はすごい」と思ってしまうほど、自信過剰な自惚れ屋です。
また、それだけでなく、自分が優位に立つために他人に対して上から目線で接することもあります。
もしあなたの身近にそういった人がいるなら、思い切って「仕事ができていない」と伝えてみるのも一つの手です。
人から言われて初めて自分自身と向き合い始めることもあるので、一度真剣に話してみると良いでしょう。